2024年7月、Chatwork株式会社は、
株式会社kubellへ社名を変更予定です。

新たな価値創造を実現するダイバーシティ・マネジメント


活動を通して達成する項目

  • ジェンダー平等を実現しよう

ゴールとKPI

2030年ゴール
多様な人材が強み・個性を活かして新たな価値を生み出し続ける組織を実現している
2024年ゴール
ダイバーシティ&インクルージョンの推進基盤を整備している
2030年KPI
  1. D&I研修受講率:100%(対象:連結)
  2. 従業員意識調査「多様性は私たちのビジネスで新たな価値を生み出す源泉になると思う」への肯定的回答率:90%
  3. 育休取得率:男性 100%、女性 100%
2024年KPI
  1. D&I推進体制の構築

考え方と体制

ダイバーシティに関する基本的考え方

当社では、「働くをもっと楽しく、創造的に」というミッションを掲げ、1人でも多くの方がより楽しく、創造性を存分に発揮できる社会を実現したいと考えています。

この実現には、ITの活用による効率化など、すべての人に「一歩先の働き方」を提供し続け、「働く」際に発生する世の中の課題を解決するための具体的なソリューションを提案・提供し続けることが必要です。

そのためには、まず私たち自身が、多様な価値観・属性を持つ人々が集まり、「楽しく働くこと」を通じて新たなイノベーションを創出する、そんな「一歩先の働き方」を実践することが必要であり、ダイバーシティはそのコアになる取り組みであると考えています。
今後は、当社のミッション・ビジョンに共感した人材が集まり、働き方に対する価値観やライフステージの変化、国籍や性別といったバックグラウンドの違いなどに捉われずに、一人ひとりを尊重することでチームパフォーマンスを最大化し、新たな価値を生み出し続けることができる多様性を強みとする組織の実現を目指します。

ダイバーシティ推進体制

当社は、CHRO(最高人事責任者)を責任者として、ブランドエクスペリエンスを担うピープル&ブランド本部が、ダイバーシティ&インクルージョン推進活動を牽引する体制を整備しています。

Chatworkの主な取り組み

ダイバーシティの推進にむけて、現在、以下の活動を推進しています。また、2023年9月までに中長期的な推進計画を策定する予定です。

ダイバーシティ推進施策

  1. 時間や場所にとらわれない働き方の実現
  2. ライフステージに合わせた勤務制度の整備
    • 短時間正社員制度
    • フレックスタイム勤務制度
  3. 男女ともに家事・育児の参画促進
    • 男女ともに育休取得の促進

1. 時間や場所にとらわれない働き方

当社では、社員一人ひとりが目的に合わせて働く場所を選択できる環境へアップデートし続けています。働く場所の選択肢が増えることにより、場所や時間の制約が軽減し、育児や介護と仕事との両立も実現しやすくなりました。

新オフィスへ移転し、新しい働き方を実践

2022年3月、東京オフィスを「WeWork 日比谷 FORT TOWER」へ移転し、従来のオフィス勤務※1からオフィス・自宅・全国のWeWork※2を使い分ける新しい働き方にシフトしました。

従来のオフィスだけでなく、新たに自宅や全国のWeWorkで勤務できるようになり、育児や介護で必要な支援を受けられる地域へ移住して勤務することが可能となったり、通勤時間の削減で家族との時間や自己啓発の時間が以前より持ちやすくなるなど、従業員一人ひとりが望むワークスタイル・ライフスタイルの実現がより容易になりました。今後も時間や場所の制約を減らし、誰もが働きやすい環境へアップデートしていきます。

※1 コロナ禍においては、「コロナ感染防止に対応する勤務体制」として全社員在宅勤務を実施。現在も感染状況を確認しつつ、在宅と出社勤務規制を調整
※2 WeWork...コミュニティ型ワークスペースを備えたフレキシブルオフィス

2. ライフステージに合わせた勤務制度

当社では、社員一人ひとりがワークライフバランスを実現できるよう、ライフステージに合わせて、勤務時間を選択できる制度を設けています。

短時間正社員制度

当社では、育児・介護に限らず、それぞれの目的に合わせて選択できる短時間正社員制度を設けています。この制度は、就業規則で定める所定労働時間を下回る働き方を正社員の雇用形態のままで、労働契約を結ぶことができる制度です。

正社員と同様の福利厚生や各種手当が継続的に適用されます。また正社員と同様の人事評価制度も適用され、フルタイム・短時間・短日勤務に関わらずチャレンジできる環境下で、キャリアを積むことができます。

実績

短時間正社員制度利用件数 年間10件

※ 2022年12月末時点

フレックスタイム勤務制度

当社では、コアタイムを10時〜16時とする「フレックスタイム勤務制度」を導入しています。一人ひとりのライフスタイル・ワークスタイルに合わせて、自律的に時間を使うことができる制度です。
労働時間の制約を最小化し、家族団欒や家事、自己啓発や趣味、リラクゼーションなど充実した時間を過ごし、育児や介護と仕事の両立や、自己成長のための活動と仕事の両立、心身ともに健康な状態の保持など、社員一人ひとりの生活が豊かになることを柔軟な勤務制度でサポートしています。

3. 男女ともに家事・育児へ参画

男女ともに、出産準備〜育児の期間にパートナーと家事・育児を役割分担し、互いが家事や育児以外に費やす時間を創出することで、どちらか一方が時間に追われ、キャリアを諦めることなく、お互いの時間を尊重できる豊かな育児生活を送ることが可能になると考えています。

そのため当社では、男女ともに育児休暇・育児休業を取得してもらえるように取り組みを進めています。具体的には、社員本人またはその配偶者からの出産予定報告を受け、社員とご家族に当社の「就業規則および制度の取得方法」「国や地方の各種制度」を案内し、男女ともに育児休暇・育児休業を取得できるように取り組みを進めています。また、育児介護休業法に関するわかりやすい動画を案内し、出産準備から復帰までのイメージを持ってもらった上で、希望の育休期間を申告してもらえるようにサポートを行っています。

実績

女性育休取得率 100%
男性育休取得率 64.3%

※ 2022年12月末時点

社員の声 [1]

経営企画室 金坂 加那子

自分が理想とする「母」としての生活と、キャリア・仕事の両方を実現するために、第2子出産後のタイミングで、働き方がフレキシブルなChatworkに入社しました。フルリモートかつフレックス勤務という働き方に加え、担当しているIR業務も、年間を通してスケジュールがほぼ決まっているため、「この時期は差し迫った仕事が少なそうだから、子どもたちが喜びそうな予定をたくさん入れよう。学校の行事にも参加しよう」「決算発表の1ヶ月前は忙しいからおじいちゃんとおばあちゃんに頼もう」というように、家族とのスケジュールが組みやすく、助かっています。
家庭では、2人の息子それぞれの彼ららしい成長を一番に、好きなことや得意なことを応援しています。学校や習い事のサポートをしながら、一緒に遊んで、ご飯を食べて、小さな変化や成長を見逃さないようにいっぱい褒める毎日です。フレキシブルに仕事ができているので、一緒にいる時間をたくさん取れているのは本当にありがたいです。

経営企画室
金坂 加那子

社員の声 [2]

CTO室 兼 プロダクト本部 プロダクトマネジメント部 針北 陽平

Chatworkに入社し、働き方がフルリモートになったことで家族との時間が格段に増えました。さらに2021年12月には、妻の故郷である熊本に家族で移住。子どもをのびのびと育てることができる環境を作りたかったことが、一番の理由でした。「人の密度」が私たちにとってはちょうど良く、本当に日々のびのびと過ごすことができています。
以前は正直、家事も育児もほとんど妻に任せきりでしたが、現在は家事・育児を楽しみながら仕事に励むことができており、妻も「ちょっとしたとき、すぐに手伝ってもらえるから助かっている」「今までの働き方の中で一番いい」と太鼓判を押しています(笑)。特に大きなストレスなくフルリモートに移行できた一番の要因は、コロナ禍以前から、社内に「チャット文化」が根付いていたからだと思います。知人・友人が誰もいない中での移住でしたが、県庁にご挨拶させていただく機会や、地元で事業をしている方々と仲良くなる機会にも恵まれ、何か新しいことを始められそうな予感がしています。

CTO室
兼プロダクト本部 プロダクトマネジメント部
兼コミュニケーションプラットフォーム本部マーケティングユニットPLG部
針北 陽平

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