2024年7月、Chatwork株式会社は、
株式会社kubellへ社名を変更予定です。

トップメッセージ


代表取締役CEO 山本 正喜のポートレイト

株主の皆さまには、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社は2019年9月の東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)上場以来、「働くをもっと楽しく、創造的に」というミッションのもと、人生の大半を過ごすことになる「働く」という時間において、ただ生活の糧を得るためだけではなく、1人でも多くの人がより楽しく、自由な創造性を存分に発揮できる社会の実現を目指しています。

スマートフォンの普及やクラウド環境の発展、社会情勢の変化を経て、ビジネスチャットは デジタルトランスフォーメーション(DX)の中心ツールとして、なくてはならないツールになりました。当社はビジネスチャットのパイオニアとして最初期より市場を切り開いてきたとともに、日本国内において利用者数No.1*1としてビジネスにおけるチャット利用の文化をつくりあげて参りました。

2024年2月、2026年度を最終年度とする新中期経営計画を発表させていただきました。これまで培ってきた圧倒的な顧客基盤と、ビジネスチャットという高価値なプラットフォームを背景に、DXされた業務プロセスそのものを提供するクラウドサービス、「BPaaS」を次の成長の柱としています。

BPaaS(Business Process as a Service)とは、お客様の業務プロセスごと巻き取って、お客様の代わりに我々がSaaSを使って、お客様のDXを推進するサービスを意味しています。

企業活動には、企業のコアビジネス(顧客への価値提供)以外に必要な経理業務や社員への給与支払いなどの事務作業(ノンコアビジネス)が多く存在しています。大きな課題となっている中小企業の生産性向上には、このノンコアビジネスのDXを推進し、業務効率化を図ることが必要ですが、多くの中小企業の方にとって使い勝手が異なる多数のSaaSプロダクトを使い分けることは困難です。

私たちは、BPaaSを通じて中小企業のノンコアビジネスを効率化し、お客様には安心して、より多くの時間をクリエイティブなことに費やし、付加価値をあげ、生産性を向上させてほしいと思っています。それこそが、生産性向上が進まない中小企業市場の「本質的なDXの実現」に繋がり、中小企業の生産性向上の鍵であると考えています。

当社は、2024年7月に社名を「株式会社kubell」へ変更いたします*2
kubellという社名には、働く人の心に宿る火に、薪を「くべる」存在でありたいという想いをこめています。

新たに社名を変更することで私たちが「ビジネスチャットの会社」から、BPaaSを中心とした「働く人を支援するプラットフォームの会社」へと変化していることを広く知ってもらうとともに、私たち自身のコミットメントと致します。
中期経営計画で掲げる中期ビジョンである「中小企業No.1 BPaaSカンパニー」を目指し、全社一丸となって取り組んで参ります。

皆さまにおかれましては、今後とも、より一層のご指導・ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

働くをもっと楽しく、創造的に

Chatwork株式会社
代表取締役 兼 社長 上級執行役員CEO

山本 正喜

  • *1 Nielsen NetView 及びNielsen Mobile NetView Customized Report 2023年5月度調べ月次利用者(MAU:Monthly Active User)調査。
    調査対象はChatwork、Microsoft Teams、Slack、LINE WORKS、Skypeを含む44サービスをChatwork株式会社にて選定。
  • *2 2024年3月27日に開催される株主総会で承認されることが条件。
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