どれだけの人を幸せにしたのか。自分に問いかけます。

CMO
山口 勝幸

CMOの役割とスタイル

チャットワークの普及がミッションです。

CMO(Chief Marketing Officer)である私のミッションは、ずばりチャットワークの普及です。主として北米を管轄しているCEOに対し、私は国内の普及担当となります。いま世の中を見るとクラウドサービスには追い風が吹いていますが、同分野に属するとは言え、チャットワークはブームに乗りづらい面があります。
たとえば会計や管理系のサービスでは、検索キーワードを容易に想起することができます。一方、チャットワークはそもそも検索との親和性が低く、ネットでのマーケティングが困難です。「ビジネスチャットって何?チャットで仕事をするってどういうこと?」・・・など、ニーズが顕在化していないため、広めるには積極的な啓蒙活動が必要になります。

中小企業を変えれば、日本が変わります。

では、誰に対し、どんな啓蒙活動をしていけばいいのでしょうか。まずターゲットに設定したのは日本の中小企業です。全企業の95%以上を占めるこの層にチャットワークを導入していただき、働き方を変えていけば、日本全体の生産性が上がります。具体的には、業務の7割を占めると言われるコミュニケーションを、2割程度にまで圧縮したい。結果としてゆとりが生まれ、社内外において円満な人間関係が構築できる。これにより日本人の暮らし方まで改善できると考えています。
ただすべての中小企業がITについて詳しいとは限らず、ネットでの情報収集もあまりおこなわれていないのが現状です。いきなり訪問してこれまで述べてきたことを説明したとしても、まず相手にされません。そこで業種ごとにトップアプローチをおこない、共感者を増やす戦略を立てました。マーケティング用語で言うエバンジェリストやアンバサダーが、すでに多数の業界で誕生しています。

現状のトピックスと将来

労働集約型の業務にブレイクスルーを。

最近では、税理士や弁護士など「士業」の方々との協業が進んでいます。士業事務所は小規模なところが多く、業務形態も労働集約型です。月に1回訪問して顧問料をいただくビジネスモデルにおいては、面談と移動時間を考慮すると、売上を伸ばす=労働負荷を増やすという図式にならざるを得ませんでした。
ところが、そこにチャットワークを導入すれば、根本から働き方が変わります。相談をチャットに集約することで訪問が不要になり、顧問先もリアルタイムで相談が可能になります。月に1回どころか、困ったときにチャットワークで“いつでもどこでも何度でも”相談できるため、サービスの向上にもつながります。これは極端な例ですが、毎日60件もの相談にメールを介して回答していた人が、チャットワーク導入後は180件をこなしつつ、労働時間が3分の1になりました。生産性が実に9倍になった計算であり、これはもう「働き方革命」と呼べるのではないでしょうか。

私はMake Happiness担当役員です。

ChatWorkの素晴らしいところは、文化です。おかげさまで採用の面でも、優秀な人材に興味を持っていただけるようになりました。しかし最終的には社風に合うかどうか、つまり文化を共有できるかどうかを尺度として採用を決めています。チャットワークを通してストレスフリーな企業を増やし、私たちが理念として掲げる「Make Happiness」を実現していく。そんな未来を心から信じている人の集まりが、ChatWorkと言えるでしょう。
今日一日でどれだけの人を幸せにできたのか。そういつも自分に問いかけていく企業であり、人でありたい。Chief Happiness Officer、略したらCHO?になってしまいますが、それが私の使命だと自負しています。

CMO
山口 勝幸